大鵬碑
境内には昭和の名横綱・第48代大鵬の石碑と像があります。大鵬親方は昭和36年(1961)にライバル柏戸とそろって横綱に推挙され「柏鵬時代」を築きました。のちに当時の子どもが好きなものの代名詞として「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉が生まれたことでも有名です。
大鵬親方と當山の宗峰和尚とは昵懇の間柄で、当寺に来られた際には宗峰和尚の部屋で一夜を明かすこともありました。そんな大鵬親方の功績をたたえ、平成17年(2005)に本人も同席のもと「記念碑」と「大鵬像」の除幕式が行われました。師の断髪式でもはさみを入れた宗峰和尚は、師が亡くなったあとも師からの手紙や最後の年賀状を生涯大切にし、今も当山に保管されております。